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月別アーカイブ: 2026年9月

EmbroNEWS~お客様の思いを聞く~

皆さんこんにちは!

刺繍店Embroです。

 

~お客様の思いを聞く~

 

刺繍のご依頼には、さまざまな目的があります。

会社や店舗のロゴをユニフォームに入れたい方もいれば、チーム名をウェアに入れたい方、プレゼントとして名前やメッセージを刺繍したい方もいます。

同じ「刺繍を入れたい」というご依頼でも、その背景や用途は一人ひとり違います。✅

だからこそ、刺繍業では、ただ希望された文字やデザインを形にするだけではなく、「どのように使いたいのか」「どんな雰囲気にしたいのか」まで丁寧に聞くことが大切です。

今回は、刺繍の仕事で大切にしたい、お客様との最初の向き合い方について考えてみます。

★ まず用途を聞く

刺繍を入れる目的によって、提案する内容は変わります。

仕事用のユニフォームであれば、見やすさや統一感が大切になることがあります。

一方、プレゼントであれば、特別感や相手の好みに合わせたデザインが重視されることもあります。✅

だからこそ、最初に「どのような場面で使いますか」と聞くことが大切です。

用途が分かれば、お客様が本当に求めている仕上がりも見えやすくなります。

☆ サイズ感を一緒に考える

お客様の中には、刺繍したい文字やロゴは決まっていても、どのくらいの大きさが良いのか分からない方もいます。

「大きく目立たせたい」のか、「さりげなく入れたい」のかによって印象は大きく変わります。

衣類やバッグなど、刺繍を入れる場所とのバランスも見ながら、分かりやすく提案することが大切です。✅

★ 色のイメージを具体的にする

「赤でお願いします」と言われても、明るい赤、深い赤など、人によってイメージは違います。

特にロゴやブランドカラーでは、色の印象が重要になることがあります。

そのため、可能な範囲で色見本などを確認しながら、お客様のイメージと仕上がりの差を小さくしていくことが大切です。✅

☆ “かっこよく”をそのまま受け取らない

お客様から、

「かっこいい感じで」

「かわいい雰囲気にしたい」

といった希望をいただくことがあります。

しかし、かっこいい、かわいいという感覚は人によって違います。

シンプルなのか、力強いのか、やわらかいのかなど、具体的なイメージを聞きながら方向性を整理することが大切です。✅

★ 参考画像があれば活用する

言葉だけではイメージを伝えにくい場合、参考画像があると分かりやすくなります。

「この雰囲気が好きです」

という例を見せてもらうことで、好みを理解しやすくなります。✅

ただし、他社のデザインをそのまま再現するのではなく、あくまで雰囲気を知るための参考として活用することが大切です。

☆ 生地との相性も説明する

刺繍は、どのような素材にも同じように仕上がるとは限りません。

生地の厚みや伸縮性などによって、見え方が変わることもあります。

だからこそ、仕上がりに影響する可能性がある場合には、事前に分かりやすく説明することが大切です。✅

「できます」と簡単に受けるだけでなく、実際の仕上がりまで考えます。

★ 初めての方にも分かりやすく説明する

刺繍を初めて注文する方にとっては、

「データは必要なのか」

「どこまで指定すればいいのか」

「何日くらいかかるのか」

と分からないことが多くあります。

専門用語を使いすぎず、注文から完成までの流れを分かりやすく伝えることが大切です。✅

☆ 予算を自然に聞く

刺繍の内容や数量によって費用は変わります。

お客様が想定している予算と大きく違う提案をしても、話が進みにくくなります。

そのため、可能な範囲で予算感を聞きながら、その中でできる方法を考えることが大切です。✅

★ 数量と納期を早めに確認する

一枚だけの注文と、会社やチームでまとめて依頼する場合では、準備や制作の流れも変わります。

また、「イベントで使う」「開店日に必要」といったように、納期が決まっている場合もあります。

数量と使用予定日を早めに確認することで、無理のない進行を考えやすくなります。✅

☆ できないことも正直に伝える

お客様の希望によっては、素材やサイズなどの関係で難しい場合もあります。

そんなときに、無理に「大丈夫です」と答えるのではなく、難しい理由を説明し、代わりの方法を一緒に考えることが大切です。✅

できることと難しいことを正直に伝える姿勢が信頼につながります。

★ 完成形をできるだけ共有する

お客様が頭の中で想像しているものと、制作側が考えているものが違っていると、完成後に「思っていたものと違う」となることがあります。

だからこそ、制作前に文字、位置、サイズ、色などを確認し、お互いのイメージをそろえることが大切です。✅

☆ お客様の言葉を勝手に変えない

プロとして見たときに、「こちらの方が良さそう」と思うこともあります。

しかし、最終的に使用するのはお客様です。

より良い案がある場合には提案しつつも、勝手に変更するのではなく、お客様自身に選んでもらうことが大切です。✅

⭐ 良い刺繍は“話を聞くこと”から始まる

刺繍業では、ミシンや技術だけが重要なのではありません。

どのような場面で使うのか、どんな雰囲気が好きなのか、誰のためのものなのかを知ることで、よりお客様に合った仕上がりを考えることができます。✅

私たちも、注文内容だけを見るのではなく、その背景にある思いまで大切にしながら、一つひとつの刺繍に丁寧に向き合っていきます。✨